1998年私が転勤で九州に住んでいたとき、その当時北九州を拠点に活動を続けていた演出家ペーター・ゲスナーに出会い、その演出を受けたことがあります。
その時の舞台はとても魅力的であり、ペーター・ゲスナーからとても大きな刺激を受けすばらしい体験をしたのですが、残念なことにその後の私事の諸事情で演出を受けることもうずめ劇場に参加することもできませんでした。
それでも九州時代のうずめ劇場の舞台を観客として観てきましたが、しかしうずめ劇場が東京に移転した後は疎遠になってしまいました。
その後私も東京に転勤し、今回縁がありうずめ劇場に参加させてもらい15年ぶりにペーター・ゲスナーの演出を受けております。
今回の舞台、あらゆる新しい表現を模索しつつ主宰・演出のゲスナーはじめ、劇団員が総力をあげて、取り組む意欲的な舞台です。
それに参加し作り上げその舞台を皆様に観ていただけることに、私は大きな喜びを感じております。